上司の意見・見解が違う時、どのように対応する?その対処法とは

Mariana AnatoneagによるPixabayからの画像 



 中間管理職の課長は、現場の責任者として様々な課題にチャレンジしています。上司の部長に報告するときも自身の見解を報告することあります。しかしその部長と意見の見解が異なる場面もあります。そういう場合どうするか?

 結論から言うと、自身の意見と上司の意見のお互いの違いを認め合うことが大切です。報告の仕方にも大切なことがあり、事実と意見を明確に分けて報告することが前提で、上司と意見が異なった箇所を紙等に違いを分かるように書き記し、お互いが建設的に議論できる環境にすることが大切です。そしてその日の帰社間際に「今日はありがとうございました、いい気づきがありました」と一言添えるだけでも、上司との関係も維持できます。

 そもそも会社組織は、人の集まりです。様々な世代がいて、意見が異なって当たり前です。まずこれを前提にしておく必要があります。だから自身の知識・スキルを最大限に生かし、意見を纏めておくことが大事です。一番最悪なのは、上司の意見を理解せず、自身が正しいと思うことを一方的に話すこと。ましてや感情的になってはいけません。

 逆に最高の状態は、お互いの意見の違いから第3の案が生まれ、相乗効果が生まれるような案を見出すことです。これが出来れば、上司と部下の信頼関係が倍増します。

 繰り返しになりますが、上司に報告するときは事実と意見を分けて伝え、意見の違う場合に分かりやすく目に見えるように紙などに記載し議論を進めること。そして帰り間際に一言伝えること。こういう積み重ねってとっても大切です。

エンパワーメントコーチ 廣川秀章

手帳を活用し新しい生き方を見つけよう!自分オリジナルを見つけ、生きがいに満ちた人生を見出すための手帳を活用したコーチングを手掛けます。

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