やりたい事が、分からない・何もできない!やる気はあるのに・・・

ijmakiによるPixabayからの画像


このような経験がありませんか?やる気満々だけど、何もできない!

何をやっていいのかも分からない。でも「よしっ!やろう」という意気込みだけはある。


普通に考えれば、やりたい事をやるだけなのに、なぜできないの?

やればいいだけですよ!と思います。

でも実際できません。


なぜだ・・・


自分史を振り返り気づいたこと!

生まれてから現在までを振り返ると、自分の中の未解決な出来事が多数あることに気づく。

それは・・・

  1. 自分が納得していないのに、周りに合わせ、自分の意見を言えなかった事
  2. やりたくないのに、無理やりやらされた事。
  3. 当事者がいない場所で、悪口を言った事。
  4. 理想を掲げすぎて、「しなければならない事」ばかりになっていた事
  5. 会社の為に行動した。でも孤独感でいっぱい。

自分史を振り返ると、自己防衛的な対応で、自分の意志・考えを殺してきた結果、

納得のいかないことばかりになっていたことに気づいた。


例えば

1の「自分が納得していないのに、周りに合わせ、自分の意見を言えなかった事」は、

自分がこんな事を言ったら嫌われる、この場で言う雰囲気ではない、言いたいけど

ここは我慢する。等、最近の言い方では「空気を読む」という表現。

「空気を読むこと」は大切ですが、時にして自分の意見を殺してまで、

言わない事が自分にとっていい事なのかと思うと、決してそうではない。


また5の「会社の為に行動してきた。でも孤独感でいっぱい」については、

会社の為に一生懸命やってきた、会社の業績にも貢献してきた等、他人に認められたいという

他人軸で行動。認められることで自己が満足しますが、それが本当にやりたかったことかというと

違う。それは他人から認められることがうれしかったので、

自分のやりたくない事を実行し、認められたということ。


いずれも、自分が本当にやりたかったことではなく、他人の評価ばかり気にしていた。

これでは、自分のために本当にやりたい事をやろうと思っても、

他人軸の思考だから、やりたいことが分からないという状態になる。

ごく当たり前のことだ!


ではどうするのか?

自分史を纏めていく中で、上記のような未解決な課題に対して、自分自身を褒めよう!

それは、

「自分の納得いかない事でも協調性を発揮してその現場を取り仕切った」

「やりたくなかったが、いい経験をさせてもらった。本当によく頑張った」

「当事者がいない場所でついつい愚痴と悪口をこぼした。しかし、辛い経験が今に生きている」

「理想を求めて、実行すべきことを実行し、成果もあげた」

「会社の為に寝る間も惜しみ、よく頑張った」

等と自分を肯定していこう。


またこれから起こる様々な出来事に対しては、先延ばしせず、自身の考えをしっかり伝え、

納得するまでトコトン話し合うことが大切です。そうしないと課題が先延ばしになり、

不満がたまっていきます。


そうすることで、自分の考えが構築されていきます。

自分を肯定することで自分の軸が作られます。



厚生労働省の資料によると

幼年期0~4歳、少年期5~14歳、青年期15~29歳、壮年期30~44歳、中年期45~64歳、

高年期65歳以上という区分をしています。

この各期において、人が成長するにあたっての通過すべき課題があるという。

特に青年期では、人間関係の構築、相互コミュニケーションが大切で、

それまでの行動の習慣から新しい領域に進めるかの大きな曲がり角になります。



特に、40歳後半から50歳にかけての中堅サラリーマンの方々の中にも、

やりたい事が分からない、何をやっていのか分からないなど、と思う人がいると思います。

決して恥ずかしいことではありません。

逆に言えば、今の社会構造だとある意味当たり前とも取れます。


自分の未解決な課題をクリアにして自分のアイデンティティーを確立すること。

結果、本当に「楽」な人生になります。特に定年退職前まで、できれば、50歳前後には、自分をリセットし、本当にやりたい事に備えるための準備をしましょう。

だからこそ、自分を見つめ直すことをおすすめします。結果、本当にやりたい事が明確になります。

エンパワーメントコーチ 廣川秀章

手帳を活用し新しい生き方を見つけよう!自分オリジナルを見つけ、生きがいに満ちた人生を見出すための手帳を活用したコーチングを手掛けます。

0コメント

  • 1000 / 1000