来年に備えて手帳を準備しよう!まず手帳を準備する前にすべき事とは・・・

 Kevin PhillipsによるPixabayからの画像


 12月に入りました。文房具店や書店などでは、手帳コーナーが充実し、より良い手帳を求めて多くの方が購入されています。手帳には様々な使い方があります。一番大切なのは、自分に合った使い方、自分に合った書式など、自分にしっくりくる手帳を購入することをお勧めします。手帳は書くことが目的ではなく、手帳を活用し行動して結果を出すことが目的になります。その為、「自分の価値観からミッションを導き、計画していく方法」は、多くの手帳ユーザーの方々が実践されています。私もこの体系の構成になっています。

 しかし一見して正しいと思っていたはずが、ここには大きな落とし穴がありました。私は、まるで蟻地獄のように抜け出せません。結果、今年の年初に計画した目標が達成できませんでした。


その落とし穴の正体とは・・・

その正体とは、「思考」です。

自分が物事を判断するときの「思考」です。それは思考が最適化されていないために起こる「思い込み思考」がその正体です。例えばこんなことはないでしょうか?

「私は課長だから、これは絶対にやらねば・・・」

「○○○をしなければならない」

「それはこうしなければならない」

「これをやらなければ、これができない」

等のいわゆる「MUST思考」に陥っているためです。この状態で価値観を明確にし、ミッションを明確にしていくとどうなるか?・・・一時的にうまくいくでしょう。恐らく半年程度です。この半年を境に、潜在的な自分の意志・思考が現れ、そのまま無理に続けていくと、体は無理をして、また意志に対しても無理をすることになり、うつ病発症の危険があります。またこの状態で、アファメーションやセルフトーク等自分を奮い立たせることを実施すると、自分の潜在的な意思・思考と逆行するために、うつ病への発症が早まります。

 また「MUST思考」が強い人は、様々な出来事をネガティブに捉えてしまい、自分の行動を抑制してしまいます。「どうせ無理・・」「やっても無駄だ」となります。これでは、当初計画した目標など達成するはずがありません。原因は「思い込み思考」が強いために起こります。


「思い込み」の原因って何?・・・

 これは難しい問題ですが、一言でいえば、自分が育った環境です。小さい時から親に言われた事、学生時代の仲間との関わり方、社会人になり今まで生きてきた経験等、自分が歩んできた歴史によるものです。また今抱えている問題、会社での人間関係でさらにこの「思い込み思考」がますます大きくなっていきます。


この思い込み思考から抜け出すためには・・・

 まず第一に、自分がどういう人間なのかを把握する必要があります。例えばそれは、「自分のこういう人間です」と紙に書き出していきましょう。私の場合、その内容がネガティブなことがいくつも挙がってしまいました。しかしその列記した内容を見つめ直し、素直に受け入れることが大切です。それを前提に、


①思考の判断基準の考え方を一旦、フラットにする

 分かりやすく言えば、やらなければならない事って何もないと思いこむ

②潜在的思考を理解する

 どういうシチュエーションでこの思考が働くかを考える。例えば仕事をミスしたとき等

③なぜ、その思考になったかを考えてみる

 原因からその考えに至った経緯を良く考える。過去の自分の出来事などから推測する


心理学的な勉強を突き詰めていくと改善策がもっと出てくると思いますが、私の場合、この3点を真摯に取り組みました。すなわち頭の中で考える癖をつけるというか、頭の使い方を変化させました。

この頭の使い方を変えることで思考が最適化されるようにし、その状態で手帳を購入し、価値観・ミッション・ビジョン・計画・実行としていくとポジティブな感情が優先されるので、目標達成も叶うという考え方です。結論、頭の使い方を変えて、ものの見方、捉えたかを変えること。これを一番先に実施すべきことです。






エンパワーメントコーチ 廣川秀章

手帳を活用し新しい生き方を見つけよう!自分オリジナルを見つけ、生きがいに満ちた人生を見出すための手帳を活用したコーチングを手掛けます。

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