必須のスキル!伝え方。何を話すのかではなく、どう伝えるかを考える!
先日、実際にあった「伝え方」に関することを纏めました。
結論は、相手の要望を理解した上で、どのように伝えれば理解してもらえるのか?
を考える大切さです。
すなわち伝え方で物事が変わってしまいます。
なぜ大切なのか?
今の世の中、情報が溢れ誰でもネットに簡単にアクセスでき、
一定の情報が収集できます。
サラリーマンなら、様々な情報を基に、社内でプレゼンしたり、ミーティングをしたりします。
その際に何を話のか(伝えるのか)だけの視点で話すと、
誰でも課題に対しての回答が調べられるので、「だから何?」というようような状況になります。
そうではなく、それらの情報を基にどのように伝えれば、相手が納得するかの視点で考えれば、
コミュニケーションが深くなり、相互理解が深まります。
先日こんなことがありました
会社のシステム担当者が、社内システムを更新しました。
あるアプリが今迄以上に使い勝手が悪くなったということが判明し、
その改善の為のミーティングを行ったようです。
ミーティングが終了後、システム担当者が、私のところに来て、聞いてください!と
相談を受けました。
相手が私に何を伝えたいのかを、黙って聞いていると、以下の2点が挙がりました。
- 依頼者からの苦言が、やや暴力的で、とても気持ちがやられてしまった。
- 事前に考えていたことと違う方向になり、ネガティブなミーティングになった事
というような内容でした。
感情が最優先になっていたので、私自身も同じような経験をしたことがあるので、
意見に同調しました。
そのうえで、ミーティングの事前準備の話をしました。
- ミーティング前のヒアリングが十分にできていたか?
- そのヒアリングから本質的な不満点が見えていたか?(仮説でもいいので)
この2点をさりげなく、私から聞きました。
今回のケースでは、事前の情報収集不足から本質的な課題が見えていなかったこと。
そして伝え方のストーリーが確立できていなかったことが原因でした。
人は様々な役割があり、その役割を全うすることで責任を果たしていきます。
責任者(実務担当者)として、相手にどのように伝えれば理解してもらえるかを考え、
それが伝われば、より深いコミュニケーションが生まれ、物事が円滑に進めることができます。
「伝え方」で次第で、良くもなり、悪くもなります。今回のようにネガティブな方向にならない
ようにするにも、事前のヒアリングから想定した伝え方をどうするか、相手の視点で伝え方を
していくことが大切です。
「伝え方」って、簡単そうで、とっても難しいです。 だから大切なんです。
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