その価値観、他人に迷惑かけてませんか?価値観を考える3つの視点!
人と接するとその人の考え方、意見に戸惑う場面があります。
人は、育った環境、年代のギャップ、生活環境、教育方針等で、物事を判断する価値基準が
大きく変わってきます。
特に企業に勤めていると、年代のギャップからくる判断基準の違いなど、一度は誰もが経験
したことがあると思います。
今回は、私が経験した「価値観」による他人に及ぼす悪影響と今後の価値観の視点に
ついてまとめました。
価値観は大切な事ですが・・・
様々な書籍では、一番大切なもの、それは「価値観」です。というようなことが
書かれています。しかしそれを拡大解釈している人が散見されます。
それは、「主張の仕方が間違った、価値観の押し付け」が見られることです。
特に他人との会話においては、価値観を押し付け、相手に不快感を与えてしまうことです。
大切なことは、
会話が成り立つように努力し、相手を尊重すること
です!
私の経験
私は会社に入社したのが平成3年、いわゆるバブル世代と言われる年代に
社会人になりました。当時は、パワハラ・セクハラ等の定義もなく、上司からは罵声が
飛び、気合と根性で乗り切ろ!と言われていた時代でした。
そんな時代から30年以上、勤務している会社では、自身のこれまでの実績、
人脈を生かして出世し、執行役員まで上り詰めた人がいます。
今は、自身の仕事観・価値観が正しいと、部下にその価値観を押し付けて、
部下が何も発言できなくしてしまうような場面が会議の席上で見られました。
こうなってしまうと、もう会議どころではなく、発言する人が限られてしまい、
ポジティブな意見も出なくなってしまいます。
TV番組でも・・・
昨年、ニュースバラエティー番組でも一幕がありました。
ある女性スポーツ選手に対して、80歳を超えた元スポーツ選手が発した言葉で、
視聴者が嫌な想いをしたことも大きく報道されていました。
問題は
大きな問題は、発している本人は、何の問題もないと思って発言をしていることです。
「何の問題もない」と思うことが、価値観のギャップに当たります。
悩む40後半、50代の価値観・・・
我々の世代では、社会人になってからの環境が変わりすぎて、
部下への育成方法が大きく変わり、そのギャップから悩まれている人が
たくさんいるのでは・・・と考えます。
私もこの年代ですので、価値観の違いで大きく悩みました。
価値観はすごく大切です。
ただ使い方を間違うと、周囲に迷惑をかけてしまいます。
価値観の主張・押し付けではなく、会話を成り立たせるように、
相手を尊重することが何よりも大切です。
悩む40後半、50代の価値観の視点
この年代の人達は、これからの世の中、どんな視点で価値観を見出していけばよいのか?
若い人を見れば色々と思うことがあると思います。
しかし次の視点で自身の価値観を見出して見てください。
① 次世代への貢献:次世代メンバーの育成のために何ができるかという視点
あなたが課長・部長というポジションなら、どんな貢献ができるか?
また自分の息子に対してどんな貢献ができるのか?
② 環境の改善:正しい行動ができる組織に改善する視点
あなたが課長・部長というポジションなら、組織改善に何が必要かという視点
また自分の息子に対して、どんな環境なら成長が出来るのか?
③ 刃を研ぐ視点:自身の定年後の活動の準備を視野に入れる
この3つの視点で価値観を見出していけば、
これからの時代でも、トラブルになるようなことはないはずです。
それでも、価値観の押し付けは絶対ダメ!
人に対して寛容になり、大人の余裕を醸し出すような真の大人に
なるためには大事な視点だと考えています。
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