今日は、皆さんに伝えたいことがあり、特別配信致します。

今日伝えたいことは、自己管理している手帳を、数日間使用しないと変化が起きる！という話です。

自己管理型手帳

　フランクリンプランナーに代表される「自分自身を効果的に生きる自己管理型の手帳」をお使いの方は多数いると思います。このタイプの手帳は、自分の価値観からビジョン、目標管理、1日のタスクレベルを直線的に結び一元的に管理する手帳です。多くの方は、起床後、手帳と向き合い大切な事を確認し、生産性を高く効果的な生活につなげていると思います。私もこの体系の手帳を使用しています。すでに習慣化され、朝のルーティンワークとして取り組んでいます。今では手帳がないと不安になります。

　多くの方々は、この体系の手帳を使用する前に自己実現のために自分を変えたいと何らかの理由があったと思います。私もそのような理由で使用を始めました。しかしある時、手帳をもっと深く使用するために、手帳をあえて使わないとどうなるか？そして何が起こるか？本当に必要な事な何か？を探る意味で手帳を使うことをやめようと考えました。色々変化があったので報告します。

手帳を使わない生活での変化

　当初の予定では、思い切って1週間使用しないと決め、あえてその効果を確認する意味でも、週の真ん中の水曜日から実施しました。結論から言いますと3日間で断念。3日目に自分が堕落した生活に戻っていく感情・気持ちになり、このまま続けると戻れないと判断し中断しました。

1日目：最近、テレワークが主体ですが、この日は出勤日。久しぶりに出社すると多くの第一領域的な仕事がありました。普段は手帳に仕事のタスクを記入していますが、手帳に記入すぜ、裏紙にメモしました。その結果一元的に管理できず、またタスクを忘れてしまうなど仕事でミスを犯しました。気持ち的には大きく変化はありませんでした。

2日目：毎朝起床後、手帳に向き合いデイリーページでモチベーションアップのためにルーティンをこなしていますが、この生活ではルーティンを行いません。その為、前日からルーティンを行っていないため、気持ちに変化が見られました。会社に行きたくない、前日のミスもあり、モチベーションが上がりません。嫌々会社に出社。さすがに連日ミスもできないため、手帳に仕事のタスクは記入することはしました。ミスはなくなりましたが、やはりモチベーションが上がってきません。そして仕事に「やらされている感」が出てきました。また効率性ばかり重視し、仕事を早く終わらせたい焦燥にかられました。冷静でいられなくなってしまいました。

3日目：この日はテレワーク。緊急事態宣言発令後、テレワーク主体だった為、テレワークに慣れていた感もありますが、仕事への切り替えが出来ず、中々仕事に着手できません。またコーヒーばかり飲むようになりました。業務時間中にもありながら、Youtube動画を見だしたりと、第4領域的な事ばかりするようになりました。また就寝時間も徐々に遅くなり、3日目は午前0時を回っていました。このままでは、堕落した生活になると思い、3日間で断念しました。

手帳を使う目的の明確化、私の手帳を使う目的

　当初1週間を計画しましたが、自己の変化に耐えられず、3日間で断念しましたが、いい気づきを得ました。悪く言えば、自分は手帳に依存しているという表現になります。手帳が無いと何もできない人間になってしまったかとも思いました。しかし、逆に言えば、手帳でしっかりとビジョンを描くことで、夢が実現可能になるということでもあります。

　私の手帳を使う目的は、「自分の進むべき方法を定め、日々のモチベーションアップ」に使用すること、それと「規則正しい生活とメンタルを強くしている」こともわかりました。手帳には、「やらない事リスト」等もリフィルとして挟んで日々確認しているため、メンタル面の意識づけが出来ていると感じました。仕事に向かう姿勢がこのリフィルで確認できているとも感じました。手帳のありがたさをはっきりと分かった3日間でありました。仮に1週間続けていたら、もっと深い気付きが発見されたかもしれませんが、もっと深く堕落した生活になると思うと出来ませんでした。

私が所属している「My手帳倶楽部」のYoutube動画に出演させて頂きました。

　一般社団法人　日本手帳マネージメント協会の主催者で会社経営者の高田晃社長のYoutubeチャンネル「手帳の強化書」に出させて頂きました。この動画は、今回の手帳を使わない生活の前の収録でした。今回の3日間の経験を終えて、改めて動画を見ると、自分にとって正しいことをしていたと改めて感じました。自分の夢・目標管理・進むべき道・モチベーションアップと日々行っていることを改めて継続する意味を確認できました。もしお時間が許すのであれば、以下の動画を見ていただければ幸いです。なお、この記事に動画の掲載を快くご了解いただいた高田社長に感謝いたします。