手帳との出会い/過去から脱却するために

人の第一印象はとても大切。

一方で、外見で判断せず、中身を見てほしいという人もいる。

自身を振り返ると、いわゆる享楽的な生き方をしてきた。

半面、几帳面な一面もあることから、一見して「真面目君タイプ」にも見られてきた。


大学を卒業し、社会人になったとき、その真面目さを評価いただき、今の会社に入社。

「優秀な人材が入ってきた」とも言われ、当時、話題になっていた。

(自分で言うのも恥ずかしいですが・・・)


そのイメージは、定着し続け、30歳くらいになるまで、「お前なら大丈夫」と言われ、

多くの仕事を任されてきた。

しかし、享楽的な生き方しかしてこなかったため、「化けの皮」が徐々に剝がれていく。

30歳中盤から後半になるにつれて、期待に応えることができず、地に堕ちた。

いつしか、「また、あいつか!」「奴はだめだ!」とも揶揄されるようになっていった。

「地に堕ちた」

というか、これが本来の私でもある。


30歳あたりから、何とか期待に応えたいという想いで、様々な本を読み実践してきた。

ただ、享楽的な生き方をしてきたため、何をしても三日坊主で終わってしまう傾向にあった。

自身の理想と現実とのギャップで、会社で反発するようになっていき、

時に、上司に反旗を翻したこともあった。今、考えると恥ずかしい。

できない自分を他人の責任にしている感覚であった。


そんなとき、手帳に出会う。

当時、東急ハンズで買い物をしていたとき、文具コーナーで、

フランクリンプランナーに出会う。このシステムを見たとき、自分に

ジャストフィットしているという感覚があり、高額であったが即購入。


はじめのうちは、うまく活用できず、なかなか行動・結果に結び付けられなかったが、

今では、その考えを踏襲し、自身でリフィルと作成し、行動変容できるようになっていった。


しかし、仕事ができないとイメージのついた私には、誰も見向きもしない。

仕事も任されない。

一方で、嫌われることに喜びを感じるまでになっていった。

なぜならば、嫌われるということは、そこに何らかの「強み」があると考えるようになり、

それを見出していきました。

そこから、仕事がないなら、「自分で作る」という考えに至り、自身で新しい仕事を

提言していき、今では、部下を持つまでになった。


気が付いたら50歳を過ぎている。世間では、「老害」と言われる年代。

会社の出世は遅れた一方で、今まで見えてこなかった景色が見えるようにもなった。

若い人材が、要職に就いていく。こういう人たちの私への対応で、人間性も垣間見える。

年上の私にへの発言の仕方です。

人間性が優れている人材は、役職が下の私にも敬意を払う一方で、人間性のない人材は、

横柄な態度を示す。今まで味わったことのない感覚。


人の生き方は多種多様。それでいい・・・

負け組の私が言うのは、非常に恥ずかしいですが、

「出世だけが人生ではない、そこに意味を見出して働いているか?」

と、常にそこを考えている。格好が悪い生き方・考え方ですが・・・


しかし、こんな生き方をしてきたからこそ、若い人に伝えられることがあると考えています。

今、まさに、年功序列の組織から、成果主義の組織になっている。

バブル期入社前後、40歳後半から50歳前後の人たちは、多くのギャップを

感じていると思う。


そんな世の中で、「何を見出し」「意味のある仕事をしていく」ために何をすべきか

今一度考える必要があると考えます。

こんな人生を歩んできたからこそ、お伝えできることがあります。

ホームページから気軽にご相談ください。

エンパワーメントコーチ 廣川秀章

手帳を活用し新しい生き方を見つけよう!自分オリジナルを見つけ、生きがいに満ちた人生を見出すための手帳を活用したコーチングを手掛けます。

0コメント

  • 1000 / 1000