描いたビジョンをチームにインストールする Vol.7
皆さん、こんにちは、エンパワーメント・コーチの廣川です。組織のチーム運営に悩む課長やリーダーを対象に、チーム活性化、業績目標達成のための情報を発信していきます。
今回一番伝えたい事
「ビジョンをチームに注入する方法」です
課長・リーダーは、自分の率いているチームのありたい姿を常に考えていると思います。その姿になるために、何が大切かを考えなくてはなりません。個人目標なら自分事として捉え、計画立てして実行するだけですが、多人数のチームでは、描いた姿の想いをチームメンバーに浸透させなければ、目標達成は遠ざかります。これは簡単な事ではありません。間違えるとチームメンバーがバラバラになり、好き勝手し、収集がつかなくなります。このビジョンの伝え方が大切になります。
実は、私は、いわゆる「バブル世代」で、当時は、パワハラ等は日常事。「とにかくやれ!」の一言で、半ば強制でした。しかし昨今、個人の能力を最大限に発揮するために、個人の意志を尊重し、強みを引き出すことに主眼が置かれています。チーム力を最大限に引き出すためには、個人の能力を信じることが大前提です。
結論、私自身が行き着いた答えが以下の4点です。これは、即効性はなく、すぐには浸透しません。時間をかけて、実行することをお勧めしています。
1)ビジョン達成のための一番大切な目標を説明し、フォーカスする重要性を説明する
2)ビジョンを具体的に行動レベルの目標に見える化する
3)目標進捗表などで見える化し掲示する
4)進捗確認ミーティングを最低週1回行う
これを繰り返し行い、メンバーに浸透させていきます。
当然、課長・リーダーは熱意が必要ですし、人格も備わっていないといけません。熱意、人格が低ければ、いくらこれを実行しても効果が薄まります。また特にチームが新しいことに取り組む場合、徹底しないと進捗できないことがあります。
これらを行えば、本質的な仕事に取り組むことが出来ます。周囲からの雑事もその重要性を疑い、否認することができます。その結果 成り行きの仕事が減り好循環が生まれます。
この章は、私の「エンパワーメント・コーチ」のしての肝となる一番重要な部分です。
今回は、さわりだけになりますが、コンテンツとしてまとめていますので、今後、セミナー等でご案内させて頂きます。 興味がありましたら、お問い合わせください。
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