皆さん、こんにちは、エンパワーメント・コーチの廣川です。組織のチーム運営に悩む課長やリーダーを対象に、チーム活性化、業績目標達成のための情報を発信していきます。 今回一番伝えたい事は自分軸からのビジョンの構築です。

khamkhorによるPixabayからの画像

自分軸から信頼へ

　自分軸が出来れば信頼に繋がる。課長・リーダーの人達は、部下から見たときどのように映っているのか？自分軸のある課長・リーダーは単純に頼もしく感じます。それは頼りになり、仕事の面でも大きなアドバイスを頂けると期待します。仕事の事を相談し、適切なアドバイスを頂ければ、部下は信頼していきます。特に大切な事は、正しいアドバイスよりも、課長・リーダーの経験から得た言葉や考え方を伝えることです。その経験は、非常に重みがあるからです。このように自分の生の声をはっきり伝えることで、更なる信頼感が増していきます。決して教科書的な事は言ってはいけません。

自分のビジョン構築からチームビジョン構想へ

　信頼されている課長・リーダーは何事にも動じず、自分の考え方で行動します。どのような話になってもブレることがありません。自分軸がしっかりしているため、行動が明確です。この段階になれば、すでに自分のビジョンを描き切っていると思います。出来れば、それを言語化して、手帳やノートに記載し、いつでも見れる状況にしておきます。そして毎朝確認し、モチベーションのアップに使います。毎日が充実してくるはずです。この段階までくれば、この先が課長の醍醐味です。それはチームのビジョンを構想することです。将来のチームの「ありたい姿」を描きます。ビジョン構想は簡単ではありませんが、どういう方向性で進むかの構想の青写真で構いません。そしてその青写真をチームメンバーに語って行きます。チームメンバーに気持ちを込めて伝え共有していきます。課長の信頼度が高ければ、ビジョンの内容が「ぶっ飛んだ内容」でも、メンバーもすんなりと聞いてくれて、実行に移していきます。そもそもビジョンは志が高くなければ到達出来ません。そういう意味でも、信頼と言うのは、ビジョン達成に不可欠で、チームの相乗効果にも繋がります。

新しい仕事のオファーも・・

　チームが軌道に乗り始めると関係各所からもいろいろな仕事のオファーが届きます。気心知れた同僚からのオファーであれば、自分の夢に近しいオファーも出てくるでしょう。こうなれば後は仕事を楽しむのみ。真にやりたいことが出来れば、仕事を楽しむことができます。仮に夢に近くなくても、自身の夢と合致する部分に焦点を当てて行動することで、おのずと楽しむことが可能になります。仕事を進めていくうえで、自分軸を構築し、

信頼を得ていくこの流れは、一見簡単に見えて、すごく大変なことです。信頼を失うことは容易いですが、信頼を積み上げていくことは、人生を有意義に充実させていく大切なことになります。課長・リーダーの人達は、常に自分軸の構築を考え、時に見直し、自分自身を高めていくことが大切になります。

・・・とうことで今日はこの辺りで