【Gerd AltmannによるPixabayからの画像】

　皆さん、こんにちは、エンパワーメント・コーチの廣川です。組織のチーム運営に悩む課長やリーダーを対象に、チーム活性化、業績目標達成のための情報を発信しています。今日一番伝えたい事！目的を明確して実行する大切さ。課長とリーダービジョン構築。

目的を明確して実行する大切さ

　毎日、忙しい日々を送っていれば良いですが、それがただ仕事に追われている人を良く見かけます。仕事を進めていきゴールが見えてきたときに、はじめて、思っていたことと違う結果になることに気づく人がいます。これは、目的とゴールのイメージが出来ていないのが原因です。なんのためにこの仕事を実行してきたか分からなくなります。と同時にその仕事を優先してきた結果、犠牲にしてきたものも多数あったと思います。本当に虚しくなります。よく考えるとこういう事は誰しも1度は経験があると思われます。

　ここで大切な事は、ゴール達成までを構想し、そのゴールを思い描きくことです。そしてそのゴールの結果から逆算的にスケジュール設定、マイルストーンの設定、タスク化を実行していきます。そうすることで、ゴールに向けてブレずに進めることができます。

課長とリーダーのチームビジョン構築

　チームのビジョン構築は、最終的なゴール「ありたい姿を描く」ことから始めます。このチームから何を生み出し、会社に貢献していくか。すなわちチームの役割を明確にしていき、ありたい姿がどのようなものかを描くことが大切になります。そしてチームメンバーの役割も明確にし、期待する役割のゴールを設定することです。皆が方向性のベクトルを合わせることで、とてつもない相乗効果が生まれるはずです。ここでは、各チームメンバーひとり一人がチームの「ありたい姿」を共有し理解することが鍵になります。

　しかしそうはいってもその仕事が失敗するケースもある。そのような場合、大抵が最初に思い描くビジョン・ありたい姿が明確になっていないケースがほとんどで、進行していくうちにブレてしまうことからそのような結果につながります。だからこそ、明確にビジョン設計が大切になります。

まとめ

　最初に描く「ありたい姿」を明確に描くこと。会社組織の場合、メンバーの役割、使用できる経費、そして使用できる機材、道具、いわゆる「ヒト・モノ・カネ」のリソースを明らかにする。そしてゴールを意識し行動する。課長・リーダーは、途中のマイルストーンに向け、ブレずに進捗管理が出来れば、達成に近づくことになります。ゴールの姿を明確に描くこと。まずはここから取り組みましょう。